媒介契約したら任せきり?

媒介契約したら任せきり?

さて、売却を任せる業者が決まったら、いよいよ売却に向けて実際の動きが始まります。

不動産営業マンの腕の見せ所はここからです。
売主も、信頼できそうな担当者に任せたから安心!といった感じでしょうか。
それでも、より高値で売りたいのであれば任せきりにしては絶対にいけません。  


営業マンのやる気で、売買の価格や速度はまるっきり変わってきますので、
売主自身が、より高値で売りたいという気持ちを見せることが何よりも重要です。 


もし、売却自体を丸投げし、営業マンに任せきりにしてしまったらどうなると思いますか?


不動産会社の利益と、売主の利益は必ずしも一致しません。
つまり出来るだけ高値で売りたい売主の気持ちと、会社の利益を出したい営業マンの気持ちは同じではないのです。  

早く報酬が欲しいがために、売主の希望とは反して買取業者への打診営業に暮れるかも知れませんね。
一ヶ月もしないのに、販売価格の切り下げを提案してくるかも知れません。

任せっきりで安心していたら、囲い込まれていたり同時に請けている他のお客様の販売を優先していたりするかも・・・
なんて事態に陥ります。


だからこそ「より高く売りたい」という気持ちを、しっかりとアピールし、安易な販売を防ぐ必要があるのです。
買取業者などへの安易な販売を防ぐためには、「業界の仕組みを知っている」と言う感じを出すとさらに効果的です

なので、任せた直後に即確認して聞いてください。


「私が今から私がやっておくことは何?」
「インターネットに物件掲載したら教えて」
「レインズに掲載したら、登録証明書を頂戴」
「囲い込みは大丈夫だよね」
「他社さんが案内するときも、ちゃんと立ち会いをお願いします」  

この売主は、ただモノではないな...と思わせたらこっちのものです(笑)

担当の営業マンも「高額売却」へ本気になってくれること間違いなしです。


 

 

 

 

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