不動産売却時の広告の仕方について説明いたします。
通常、売却不動産の販売時の広告は
不動産会社に一任で、チラシの折り込みやポスティング、
インターネット上のポータルサイトや自社サイトへの広告掲載
等が挙げられます。
特に近年効果的であるのが、SUUMO等ポータルサイトへの掲載です。
ここで一つ問題です。
良く、SUUMOやアットホームを覗いて検索してみると
上から下まで同じ物件が何列も並んでいるものがありますね。
これは、売主さん或いは売主側の仲介会社が
「広告の掲載を全て可」ですよ!という現れです。
片や、自分の不動産が1件だけ表示されている場合があります。
これは、依頼している仲介会社が
他社に対して、広告の掲載を禁止している場合が考えられます。
これ、早く高く売る為にどれが正解でしょうか?・・・
正解は・・・・・
実は両方です(笑)
にわかコンサルタントの中には、
「売れなくて、やたらと多く載せてる」
と思われてしまいますよ~だとか、
「売れ残り」に見えてしまいますよ~だとか言う方々もいます。
でも、たくさんの不動産会社がたくさんお金使って広告してくれるんですよね。
有難いことです。あちこちであなたの不動産の情報が拡散されますよ。
私どもの見解としては・・・
「最初の1ヶ月間は、1サイト1件表示で様子を見る」です。
各ポータルサイトや、自社サイトはアクセス履歴を見ることができて
内容を解析できます。
この時に、閲覧があちこち行ってたらデータが取れないのです。
ポータルサイトを見ている方の履歴を分析しながら
「価格を下げてみよう」「写真を変えてみよう」「動画を掲載しよう」
「VRが効果的じゃないか」「気が付いてないキャッチは他にないか」
「売主さんにアドバイス貰おう」等々・・・
考察を絞り出すんです。
そして、明らかに価格の場合(チャレンジ価格で勝負している場合)
適正価格に下げて、買主が見つかりやすいように、
近隣のあらゆる業者さんに情報拡散を依頼し、
買主を見つけてもらうのです。
するとビックリするくらいのスピードで買主さんが見つかりますよ。
現在、ポータルサイトは売出しの最初から最後まで
売却を委任した業者さん一社の独占掲載状態です。
広告の可否を伺うと、ほとんどが「ネット掲載不可で~す」と答えが返ってきます。
おまけに自社サイトやチラシの掲載さえも不可。
「あなた個人にそこまで営業力ある?」って思いますが。。。
最初から適正価格での販売であれば、3ヶ月もすればこれでも売れるとは思いますよ。
しかしチャレンジ価格の場合、このやり方では売れません。
理想は、専任で任せて囲い込みなしの売却です!
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