
マンションや、戸建て販売の場合、
不動産業者は、「空き家」の方が断然売りやすいです。
誰が売っても売れる人気エリアの戸建てや人気ブランドマンション
は居住中でも金額を間違えなければ問題なく売れます。
しかし、チャレンジ価格や高値で売らなければならない理由があるような場合
(ローン残債が査定額に届かない場合など)
「真剣に売るなら賃貸住宅に一度引っ越して下さい」とアドバイスすることがあります。
空き家であれば、内覧するお客さんは
何の遠慮もなくあちこち見ることができますよね。
居住中の場合は内覧も遠慮がちになります。
本来、メジャーで家具のサイズを確認したり、
写真をパチパチ撮って後で家族と話し合ったり
したいのです。
ですので、引っ越す決断ができたら
空き家になるまで案内を待ってもらう場合さえあるんです。
でも、そんな売れやすい空き家でも注意しなければ
いけないことがあります。
① 案内方法
私たちは、基本「内覧会方式」を採用していますが、
くわしくはこちら
まずは、内覧される買主さんの競争意識を盛り立てます。
そうすることによって、指値(値下げ要求)の抑止にもなりますし、
買い手側の不動産営業マン任せにしないで、
こちら主体で物件のアピールとプレゼンができます。
② 電気は契約したまま
引越したからといって、
電気契約をやめないでおいてください。
夕方や寒い季節では、部屋の中は暗いので、電気は必要です。
しかも、夏場であればエアコンも必要です。
③ 部屋の中の臭い
最近は、キッチンのトラップによる
下水の臭いを防ぐ蓋や栓があります。
また、水で流すだけの洗浄剤もあります。
サランラップみたいなもので塞いでしまっても良いでしょう。
夏場の下水の臭いはきついです。
販売時は必ずしましょう!
④ 窓
可能であれば、レースのカーテンは残しましょう。
空き家の期間、風雨による窓の汚れが気になります。
レースで隠してしまいましょう。
⑤ 売主しか知らない情報を営業に伝えておく
住んでいたからこそわかること。
お買いもの情報や、小中学校の情報。
少しでも多くの情報を担当営業に伝え、
魅力を買い手様に伝えてもらいましょう!
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