皆さん、レインズって聞いたことありますか?
不動産の売買をしたことがある方は、不動産屋さんと話をしたときに単語として聞いたことがあるかと思います。
でも、きちんと説明してくれる営業マンて少ないので
本質を分かっていない方がほとんどではないでしょうか?
レインズタワーから抜粋。
「レインズ(REINS)」とは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムです。
「Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)」の英語の頭文字を並べて名付けられ、組織の通称にもなっています。 レインズは設立以来、一貫して利用の拡大が続いており、日常生活で水道、電気、ガスが欠かせないように、不動産取引を行なううえでなくてはならないインフラ(基盤)となっています。
会員となっている不動産会社はこのコンピューターネットワークシステムにより、売りたい方、貸したい方の依頼に基づいて不動産情報を登録し、不動産業界全体が連携して買いたい方や借りたい方をお探しします。 また、買いたい方や借りたい方には登録された最新の豊富な情報の中から最適なお住まいや不動産をご紹介します。
この説明でお判りでしょうか?
わかりませんよね(笑)
簡単に言うと、
「不動産会社(宅建業者)が不動産情報を広く公開し、契約の相手方を迅速に見つける」ためのコンピュータ・ネットワーク・システムのことです。
運営は国土交通省の外郭団体で、
簡単に言うと、業者間の不動産の公開場所です。
専任以上で売却を依頼された業者は、レインズに情報を載せなければならない!という事になっているので、
強制的に、情報が載っているため、情報も豊富。
不動産会社には、必要不可欠なインターネットサイトです。
では、何故法律で「レインズに物件を載せろ」と、国は強制しているのでしょうか。
それは、全不動産会社に情報を公開して、「全国の不動産会社で買主を見つければ不動産も売れやすいし、公正でしょ!」
という理由からなんです。
これは、買主にとっても売主にとっても双方メリットがあります。
買主は、どこの不動産会社に行っても同様の情報が取得できますし、
売主は、どこの不動産会社に依頼しても、全国に情報が知れ渡る。
集客に関しては、どこに依頼してもベースは同じ・・・という訳なんです。
一人社長の不動産会社も、天下の〇井のリハウ〇も集客に関しては基本レインズを利用しているので
集客力は一緒なんですね。
では、なぜ「囲い込み」なんて悪しき慣習があるんでしょう?
売主が、自分の家を売ることを周りの人に知られたくない・・・なんてときは別ですが。
意に反して情報が閉ざされる場合があります。
それが囲い込み・・・
囲い込みの詳しい情報はこちらから
レインズの仕組み、ご理解いただけましたか?